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2021.08.31

大山田農林業公社&菜の舎(なのくら)

獣害被害ゼロ目指す 実証実験開始

【写真=LEDライトの実証実験に取り組む亀井さん=名張市黒田で】

 大山田農林業公社は、獣害被害防止用LEDフラッシュライト「ししおったまげ」を使った、実証実験に乗り出した。田畑を荒らす鹿や猪による獣害対策として開発された商品が、どれほどの効果があるか、伊賀地域の圃場で確かめていく。

 ししおったまげは、鳥羽磯部漁業協同組合が開発した商品で、昨年から公社で取り扱いを開始した。猪が不快感を覚えるという青色の光を発光させるために、超高輝度LEDを4か所に搭載。さらに、効果的な発光をさせるため、点滅回数を毎分70回にすることで、夜間に鮮明に目立つように工夫している。

 実証実験は、獣害被害が多発している三重県名張市黒田の延べ約1万平方㍍の圃場で実施。稲穂ができてくる7月下旬ごろにライトを設置した。猪や鹿が侵入している個所を中心に、鹿や猪の目線に合わせるように設置方法を工夫した。

 亀井さんは「毎年、収穫時期になると、シカやイノシシが圃場に侵入して困っている。特に猪が入ってしまうと、収量にも大きな影響が出る。このライトで、効果的に侵入被害を防ぐことが出来るか実証していきたい」と話している。

 ライトは、直径約5センチ、長さ21センチ。単一のアルカリ電池2本で、約3か月間点滅する。価格は1本3980(税込)。問い合わせは、同公社(0595・47・0151)へ。


【写真=ライトは鹿や猪の目線の高さに合わせて設置する】

大山田農林業公社&菜の舎(なのくら)

伊賀市平田103番地

0595-47-0151

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