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パティスリー レーヴ 北川佳幸さん

伊賀で念願の自分の店を開店 香りをアクセントにしたお菓子が人気

大阪のホテルやケーキ店などで20年近く修業 
地元で念願の自分の店をオープン

「伊賀で自分の店を開くのが子どもの頃からの夢でした。コロナ禍ではありますが、幼馴染の協力を得て店を無事開店できたこと、そして地元の方に自分の味を届けられることにとても感謝しています」と話すのは、今年の3月に上野東町にある天神横丁にお店をオープンした、パティスリー レーヴのオーナーシェフ パティシエの北川佳幸さん(36)。店名の『レーヴ』はフランス語で「夢」という意味。「自身の夢、お客様の夢をかなえられる場所にしたい」という思いを込めて名付けた。

伊賀市のまちなか、菅原神社(上野天神宮)のお隣り、天神横丁にある店舗

 開店以来、お菓子の製造から販売までを一人でこなす、いそがしい日々を送っている北川さん。この道に入ろうと思ったのは、高校生のとき。テレビで見たパティシエの仕事ぶりに惹かれたのがきっかけだった。高校卒業後は大阪調理製菓専門学校の製菓コースに進学。卒業後は大阪の有名ホテルに就職し、その後も大阪のケーキ店やホテル等に卸す製菓の製造工場などに勤務した。本人いわく、製菓に関する一般的な仕事はほとんど経験したという。そして昨年帰郷し、天神横丁で新たなスタートをきった。

地元食材など厳選素材を使った、香りがアクセントのお菓子

完成したバースデーケーキ。地元伊賀の契約農家のいちごを使用

オーダーのバースデーケーキを手際よくつくる北川さん

「お子さんだけでなく、大人の方が食べたくなる、香りをアクセントにした、心を動かすお菓子を提供したい」と話す北川さん。材料にこだわり、自身が気に入った厳選素材のみを使用している。地元牛乳店の新鮮な牛乳や農家のいちご、抹茶など、地元の食材も積極的に取り入れ、鮮度を大切に、一つひとつ心を込めてお菓子を仕上げる。香りも大きなポイントで、自身が好きなタイムなどのハーブを使うなど、全てのお菓子にアクセントになる香りを使用している。
 注文を聞いてからクリームを詰めるシュークリームもこだわりの一つで「お客様にはお待ちいただき申し訳ありませんが、ザクザクしたシュー生地の食感を味わっていただきたくて、この形をとっています」と話す。

地元で愛されるお店をめざして 出来る限りお菓子を作り続けたい

「お客様の喜びの声が励みになります」と話す北川さん。店頭でお客様が気軽に話しかけてくださることが嬉しいという。お客様との繋がりを大切にしたいとの思いからカウンターには、商品の要望が書き込めるリクエストノートを設置している。「新商品を考える際には、必ずリクエストノートを参考にするようにしています。こんなケーキが食べたいとか、自分の好きな商品を作って欲しいなど、とりあえずリクエストしてみてください。すぐには対応できませんが、じっくり要望に応えていきたいです」と話す。

 もともと甘党で、この仕事が天職だという北川さん。「お菓子づくりはとても繊細で、慎重に作業を行わないといけないが、きれいに仕上がった商品はどれもかわいい」そう話す言葉からも、この仕事が心底好きな様子が伝わってくる。最後に今後の抱負を聞くと「体が動く限りはこの仕事を続けたい。ケーキを作る仕事で人生を全うできたら本望です」と笑顔でこたえてくれた。

取材日:2021年4月

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