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伊賀地区最大の秋祭 上野天神祭 3年ぶりに鬼行列、だんじり巡行

例年10万人以上の見物客で賑わう伊賀地区最大の秋のお祭り「上野天神祭」。今年は3年ぶりに「鬼行列」「だんじり巡行」の通常運行を目ざして準備が進められています。特集では、今年の行事予定を含め行列について詳しく紹介します!

※「上野天神祭のダンジリ行事」は、平成14年2月に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年11月にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録されました。

情報は2022年10月1日のものです。新型コロナウィルス感染対策等により、イベントの内容が変更または、中止となる場合があります。最新情報は上野天神祭公式サイトをご確認ください。
※2023年の情報はこちら

令和4年(2022)
上野天神祭のダンジリ行事 日程

10月21日(金)

宵々山

だんじり会館からダンジリ搬出(午前10時頃)

鬼面展・ダンジリ展示

10月22日(土)

足揃えの儀・宵山

足揃えの儀 鬼行列の練行(午後2時出発)※三之町通り

ダンジリ各町周辺を移動(巡行は日中のみ)

10月23日(日)

神幸祭

神輿行列・ダンジリ行列巡行(午前9時出発)

※交通規制等の詳細は下記地図をご覧ください。

※各行事は雨天中止です。

露天商に関して

路上での営業は無し。駐車場などを利用して出店されます。

上野天神祭

史料によると、今から約360年前の万治3年(1660)、城下の人々が藩主 藤堂高次に願状を出し、途切れていた祭の再興が許されたとあります。祭りは、ほぼ毎年、藩主が高覧したといい、その栄誉が発展への原動力になったのでしょう。行列は年々形を変えてゆき、庶民の生活が安定し町人文化も華やかであった元禄から文化・文政の時代には、神輿・鬼・だんじりが行列する現在の形がほぼ完成したとされています。絢爛豪華なだんじりの装飾などに当時の栄華が窺えます。

神幸祭の行列

神輿行列

車坂の子ども神輿が先陣を切り、梅鉢紋の天満宮神輿と桐紋の九社宮神輿を中心に、総勢 300人が供奉。供奉児童と八乙女らの可愛らしさや、菅青会神輿の勇壮さも魅力。

こども神輿

八乙女

天満宮神輿

鬼行列

先導するのは、高さ約5mの大御幣。沿道を大きく動き回るひょろつき鬼や、子どもが扮する可愛い子鬼行列などが見物客を沸かせます。役行者が峰下りする様子と、鎮西八郎為朝が鬼を従える様子などが表わされています。

悪鬼(真蛇)

小飛出(八天)

役行者(阿古父尉)

ひょろつき鬼

鎮西八郎為朝

だんじり行列

9つのだんじり町による、印(しるし)と絢爛豪華なだんじり。各町とも印を先頭にして、その後をだんじりが優雅な祭囃子を奏でながら進みます。神幸祭の巡行順位は、毎年9月9日の籤取り式で決まります。

※ユネスコ無形文化遺産に登録された「上野天神祭のダンジリ行事」は、神事ではない供奉行列の鬼行列・だんじり行列が対象。「ダンジリ」が片仮名表記なのは、だんじりだけでなく、鬼行列とだんじり行列が巡行する行事という意味がこめられています。

令和4年(2022)
だんじり巡行順位

一番
東町「桐本」

二番
魚町「紫鱗」

三番
向島町「鉄英剣鉾」

四番
福居町「三明」

五番
西町「花冠」

六番
鍛冶町「二東・月鉾」

七番
新町「薙刀鉾」

八番
小玉町「小簔山」

九番
中町「其神山・葵鉾」

上野天神祭のダンジリ行事 交通規制図

※交通規制図:表面中面

2019年の上野天神祭の様子(映像:伊賀上野ケーブルテレビ)

伊賀上野ケーブルテレビ7チャンネル&「ICTコネクト」アプリ
上野天神祭生中継!

江戸・明治・大正・昭和・平成・令和と6つの時代に渡り引き継がれている上野天神祭。平成28年には「上野天神祭のダンジリ行事」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。神輿行列を先頭に、百数十体の鬼行列、絢爛豪華な九基のだんじりが巡行する様子を生中継でお送りします。

【放送日】
  2022
年10月23日(日)午前9時30分~午前11時30分まで

※天候など行列の状況により放送時間を変更する場合があります。7チャンネルの再放送は2022年10月23日(日)午後9時~、29日(日)午後9時~、30日(日)正午~

伊賀上野ケーブルテレビHPはこちら

「ICTコネクト」アプリダウンロードはこちら

3年ぶりの通常運行! 全国旅行支援もスタートしているので、この機会にぜひ上野天神祭の魅力を堪能してみてくださいね!

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