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窯元探訪-伊賀焼の匠特集-
 
窯元探訪 伊賀焼の匠特集
 

芸術の秋。観光地めぐりからちょっと足をのばして、伊賀焼の窯元を訪れてみませんか?

 

 

澄んだ自然、潤いの大地。陶(すえ)の里伊賀
伊賀焼1250年の歴史―

 

伊賀焼の歴史は古く、奈良時代にまでさかのぼります。その後、領主として伊賀国を治めた筒井定次や藤堂高虎が茶人であったことから、伊賀焼は茶の湯のセンスや心遣いを巧みに取り入れてきました。

 

土の風合いと、炎による変化が生み出す自然な「景色」。

 

整った形に手を加えることによって生まれる、より自由でおおらかで生き生きとした形・・・「破調の美」。

 

伊賀焼は、日本人だけが見いだし、敏感に受けとめることができる「やきものの美しさ」を最も純粋に表しているといわれます。

 

参照・「伊賀窯変」

 

VTR  伊賀焼についてはこちら

 

 
 
古拙ゆかしい古伊賀・茶陶の世界観― 伊賀西山窯
 

伊賀上野の西のはずれ。上野盆地をのぞむ伊賀市西山。静謐の森に囲まれた落ち着いた空気の中に佇む伊賀西山窯。

 

大正前期、東京で銀行員をしていた初代が、知識人の薦めから当時衰退していた茶陶としての伊賀焼を再興すべくこの地に移り住んだのがはじまりといいます。以後、伊賀焼を代表する陶芸家で二代目・瀧山(ろうざん)さん、そして現在三代目となる俊人さんがそれぞれ重厚かつ気品あふれる独自の世界を展開。斯くして、古伊賀と呼ばれる伝統の伊賀焼に息吹を吹き込んでいます。

再興伊賀織部の果てなき浪漫

 

千利休の高弟で、安土桃山時代に「織部好み」と呼ばれる一大流行をもたらした古田織部。伊賀領主・筒井定次は、その古田織部の弟子として茶道を学んだそうです。「ならば、織部好みの茶碗があってしかるべき」と考えていた三代目・俊人さんは、ある日たまたま目にした本の中で、現在岐阜の美術館に残されているという幻の伊賀織部茶碗の存在を知ります。

 

その後、その茶碗を元に伊賀織部を再び興そうと一念発起。自ら適した土を掘り起こし、釉薬、技法すべてにいたるまで完成するのに十数年の月日を費やしたと言います。

 

現在は、茶碗だけでなく、茶入や花入も再興し、高い評価を得ています。

 
参考:幻の伊賀織部茶碗を紹介した本
「日本のやきもの 美濃」  著者・荒川豊蔵 熊沢輝雄 藤川 清 
発行所 株式会社 淡交社(昭和61年7月18日 初版発行)
 
 
インタビューVTR
伊賀西山窯 三代目
坂本 俊人さん
 
 

伊賀西山窯の詳細はこちら

 

 
伝統とモダン それぞれの魅力をあわせもつ 伊賀焼〆苔肌 忠央窯
 

懐かしく、温かい晩秋の丸柱(まるばしら)。清らかな小川と田園にかこまれたこの里は、およそ20の窯元がひしめく伊賀焼最大の産地として知られます。

 

この丸柱で、天保年間に開窯した忠央窯は、領主・藤堂藩の庇護の下、独自の伊賀焼を極めました。最大の特徴は、その苔むしたような土肌。硅石(けいせき)が多く混じった土は、ろくろで回すことができないため、手びねりと呼ばれる独特の技法で時間をかけ形作られます。

 

焼物の中でも最も耐火度が高いといわれる伊賀焼。中でも忠央窯の土は一層耐火性にすぐれ、1400度もの高温で約70時間焼き上げられます。まるで、外の景色をみているようなその土のぬくもりは、特に花入に好まれています。

現代の生活にもとけ込むスタイルを

 

五代目・秋野宏和さんは、伝統の作品を作りつづける一方、湯呑み、コーヒーカップ、茶碗、皿など、洋風のテーブルでもマッチするような日常食器としての伊賀焼にも取り組んでいます。

 

中でも、顔料などを使用し、何ともいえない深みのある蒼色(あおいろ)を表現した作品は、若い世代からも人気です。

 
 
インタビューVTR
伊賀焼〆苔肌 忠央窯 五代目
秋野 宏和さん
 
 

伊賀焼〆苔肌 忠央窯の詳細はこちら

 

 
ギャラリーショップDECO

伊賀市上野農人町。まちやガーデン伊賀の中にあるギャラリーショップDECOでは、伊賀西山窯と伊賀焼〆苔肌忠央窯の作品が展示・販売されています。

 

まちやガーデン伊賀のホームページ

 

 
プレゼント情報

■スペシャルプレゼント

 

今回紹介した窯元より素敵な作品をプレゼントします。どれも長く愛用したい逸品です。この機会にぜひ伊賀焼の魅力に触れてみてください。たくさんのご応募お待ちしております。

 

伊賀西山窯 坂本俊人作  再興伊賀織部 花入  1名様

伊賀焼〆苔肌 忠央窯 秋野宏和作   面取り珈琲碗(蒼)ペア  1名様

 

応募期間 プレゼントの応募は終了しました。

 

伊賀西山窯 坂本俊人作 
再興伊賀織部 花入
 
伊賀焼〆苔肌 忠央窯 秋野宏和作
面取り珈琲碗(蒼)ペア