伊賀のお店検索
   

現在の位置

  トップ > 特集 > 2007年特集 > 伊賀で楽しむお月見特集
伊賀で楽しむお月見特集
 

1年の中で最も空が澄みわたり月が明るく美しいことから、古来より中秋の名月は観月に最適の時節とされています。秋の夜長にしっとり浮かぶ月を見上げて、風流な時を過ごしてみませんか。

今年の中秋の名月は9月25日。満月の日は9月27日です。

そんなわけで今回は「伊賀で楽しむお月見特集」をお送りします。

芭蕉翁を偲び「月見の献立」を再現

伊賀出身の松尾芭蕉はしばしば月見の句会を開き名月を愛でました。 元禄七年(1694)の7月、最晩年51歳の芭蕉翁は伊賀上野に帰省します。その際、伊賀の門人らが合財して無名庵(むみょうあん)という新しい庵を芭蕉翁に贈りました。 芭蕉翁は新庵の礼と披露を兼ね、その年の中秋の名月の夜に月見の宴を催します。料理好きだった芭蕉翁は、この宴でみずから献立「八月十五夜」を作り、門人をもてなしました。

 

この時芭蕉翁は次の3句を詠んでいます。

 

名月に麓の霜や田のくもり 
空には、八月十五日の名月が輝いている。
だが向こうの山の麓の辺りには霧がかかり、さらに田のほうにまで流れてきて、うっすらと曇って見える。静かな名月の夜である。

 

名月の花かと見へて綿畠
八月十五日の名月のこの夜、明るい月光が地上に降りそそいでいる。
綿畑の続いている辺り、畑の綿は実がはじけて白い絮(わた)が見えているが、月光に照らされて綿の花が咲き続いているように見えることだ。

 

今宵誰よし野の月も十六里
今宵の仲秋の名月を、あの吉野山では(古歌にあるように)誰が眺めているであろうか。
この伊賀上野からは十六里も離れているので山伏ならぬ身の行くよしもないが、
ここの月光も吉野と同じように美しく、あれを思い、これを感じながら名月を賞することだ。

 

 

さて、芭蕉翁がもてなした月見の献立がこちら。 イモ類やキノコ類が多く、伊賀の山の幸をふんだんに使用しています。

 

 

用語解説

※ のっぺい・・・たくさんの具を用いた煮物。
※ 中ちょく・・・酒の猪口(ちょく)より大きめで、やや深くて小さい陶器。
※ もみふり・・・現在の「きゅうりもみ」ではないかと考えられる。
※ しぼり汁・・・現在の「とろろ汁」ではないかと考えられる。
※ とりざかな・・・一つの器に盛って出す酒の肴。
※ くわし かき・・ここでは柿のこと。

ウェルサンピア伊賀のレストラン「花ごころ」でじゃ「月見の献立」を再現したメニューが秋限定で登場します。
芭蕉翁に思いを馳せつつ、
伊賀の実り豊な秋を味わいながら一句詠んでみてはいかがでしょう。

※写真はイメージです。
内容が異なる場合があります。
月見の献立
期間2007年9月6日〜11月30日
2,000円(税込)
※3日前までに要予約
ウェルサンピア伊賀 
三重県伊賀市西明寺2756-104
TEL:0595-24-7000

 
 

■こだわりの献立をご紹介していただきました。

調理和食係 松本 文宏さん
ブロードバンド≪500kbps≫(1分35秒)

 
お月見より団子^^
お月見にはずせないのが月見団子。
12〜15個程のピラミッド型に積んだ丸い団子が一般的ですが、最近では好みの団子を供える方も多いようです。
餅の老舗いせやでは、十五夜の前々日より3日間ほど限定で限定で2種類の月見団子が販売されます。団子と共に飾るススキ、ハギなどの嬉しいプレゼントも。
餅の老舗いせや
三重県伊賀市上野新町2755-2
フリーダイヤル0120-16-4547
TEL:0595-21-0615

 
 

■月見団子ができるまで
餅の老舗いせや 店主 丸山 健資さん

ブロードバンド≪500kbps≫(2分37秒)

 
お月見にお勧めの逸品

伊賀西山窯

お団子を飾っても良し、料理を盛っても良し

伊賀焼の素朴さの中にどこかモダンな雰囲気。風流なお月見にぴったりはまる中皿。

     
輪花草文皿
輪花草文皿
縦横29cm
しのぎ文丸皿
しのぎ文丸皿    
縦横29cm
四方草文皿
四方草文皿
縦横28cm
     
伊賀西山窯
三重県伊賀市西山1628-4
TEL:0595-21-0978

 

伊賀焼〆苔肌 忠央窯

お団子を飾っても良し、料理を盛っても良し

自然にとけ込む様な独特の苔肌を持つ忠央窯の土味。花入れに名品が多く、ススキや山野草を飾るのに最適。

輪花草文皿
水盤
高さ14cm 幅13cm 奥行き10.5cm
しのぎ文丸皿
俵型花入
高さ16cm 幅15cm 奥行き13cm
四方草文皿
砧型花入
高さ20cm 幅8.5cm
     
伊賀 焼〆苔肌 忠央窯
三重県伊賀市丸柱567
TEL:0595-44-1119

 

伊賀焼の郷 長谷園

お団子を飾っても良し、料理を盛っても良し

自然にとけ込む様な独特の苔肌を持つ忠央窯の土味。花入れに名品が多く、ススキや山野草を飾るのに最適。

   
輪花草文皿

二人コンロさしむかい
横12cm 奥行き12cm 高さ13.5cm
ミニガスバーナータイプ \15,750
ミニガスキャンドルタイプ\14,175

月を愛でながら、目の前で干物をあぶったり、燗を暖めたり。香りもまたごちそうに。

しのぎ文丸皿

ぼんぼりうさぎ
横15cm 高さ20cm
\21,000

つい目を細めてしまいそうな愛らしいウサギのぼんぼり。優しくほんのり照らしてくれる。

   
伊賀焼の郷 長谷園
三重県伊賀市丸柱5697
TEL:0595-44-1511

 

お団子を飾っても良し、料理を盛っても良し

元祖伊賀組紐 廣澤コ三郎の店

 

伝統の伊賀組紐からアレンジした敷物と箸置き。見ているだけで幸せな気持ちになれる。
※ 写真の他にも様々なデザインがあります。

輪花草文皿
敷物小  \280

縦:約12cm 横:約14.5cm


しのぎ文丸皿
敷物大  \350

縦:約12cm 横:約21cm


四方草文皿
箸置き

5個セット \1,890
単品 \380
     
元祖伊賀組紐 廣澤コ三郎の店
伊賀市上野西大手町3635-1
TEL:0595-21-1127

 

北村酒造 合名会社

お団子を飾っても良し、料理を盛っても良し

伊賀は旨い米と美しい水に恵まれた酒処。創業天保8年の北村酒造自慢の酒「淡麗旨口 伊賀深山」とそれをさらにグレードアップさせた「伊賀者」は、純米酒のコクと吟醸酒のさらりとした飲み口を兼ね合わせたツウ好みの逸品。

   
輪花草文皿
淡麗旨口 伊賀深山(いがしんざん)  

(300ml \470720ml \1,155/1.8l \2,310)
しのぎ文丸皿
伊賀者(いがもの)
伊賀ブランド推奨品

(720ml \1,260/1.8l \2,520)
 
北村酒造 合名会社
三重県名張市新町156
TEL:0595-63-0010


イベント
 
能楽創世観阿弥生誕の地伊賀上野 第24回 上野城 薪能

伊賀上野城をバックに能と狂言を鑑賞できる毎年恒例の行事。解説文が配られるので能や狂言が分からない人でも充分楽しめる。月を愛でながら日本の伝統芸能に触れてみては。

日時 平成19年9月22日(土)
午後5時会場 午後5時15分開演
(雨天の場合 市立上野西小学校体育館)
場所 上野城本丸広場
鑑賞料 大人 当日・前売券とも500円
高校生以下 無料
曲目・シテ 金春流能「小鍛冶」  金春欣三
大蔵流狂言「鬼瓦」  茂山千五郎
観世流能「船弁慶」  赤松禎英
前座 青山太鼓保存会
お問い合わせ 伊賀上野城 TEL:0595-21-3148

 

服部土芳生誕350年記念 特別展 「芭蕉と土芳」
開催期間 平成19年9月4日(火)〜11月25日(日)
時間 8:30〜17:00(受付16:30)
場所 芭蕉翁記念館

服部土芳(はっとり どほう)は芭蕉翁の高弟で幼少時より交流のあった人物。伊賀の門人(伊賀蕉門)における中心人物として活躍した。特別展では師の教えを忠実に筆録したといわれる俳論「三冊子」ほか約50点が展示される。


また伊賀市内には服部土芳の草庵があり、芭蕉翁がその庵開きの際に

 

みの虫の 音を聞きに来よ 草の庵

 

と詠んだ話は有名。この草庵は「蓑虫庵」と呼ばれ一般に見学可能。俳句を通して自然を表現した芭蕉翁とその弟子の心を感じ、記念展と共にぜひ訪れたい。

 

蓑虫庵主 服部土芳生誕350年記念 文学講座「土芳の生涯と作品」
開催日 第1回 平成19年9月8日(土)
第2回 平成19年10月6日(土)
時間 午後1時30分開場
午後2時開演
場所 上野フレックスホテル
TEL:0595-21-3111
講師 四天王寺国際仏教大学名誉教授 富山 奏先生